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非正規社員(パート・有期・派遣等)の雇用ルールと労務管理のポイント

【2022年7月開催】 実務セミナー

非正規社員(パート・有期・派遣等)の雇用ルールと労務管理のポイント

働き方の多様化が進み、現在は様々な雇用形態の非正規社員が正社員同様に活躍しています。法改正もふまえて非正規社員の処遇には注目が集まっており、企業が抱える問題も少なくありません。本セミナーでは、非正規雇用に関する法律や制度について解説するとともに、非正規社員を雇用する際の注意点やポイントを確認していきます。

開催日時・講師

東京

2022年7月13日(水) 13:30~16:30

矢島志織氏(特定社会保険労務士)

講師:矢島志織氏(特定社会保険労務士) 社会保険労務士法人 志‐こころ‐特定社労士事務所 代表社員/KOKORO株式会社代表取締役。
SEとして人事系システム開発に従事後、中小企業や上場企業の人事部を経験し、勤務社労士を経て2016年に開所。
豊富な現場経験を強みに、企業全体の労務リスクを分析し、人事労務DD、IPO支援、賃金設計、就業規則の見直し等を行う。
また現場の声を聞きながら、人事労務研修を行う等、多数の講演実績あり。
著書に「労働条件通知書兼労働契約書の書式例と実務」「IPOの労務監査標準手順書」(日本法令、共著)がある。

プログラム

○はじめに
○非正規社員の雇用形態
○法改正による変化
○非正規雇用の現状と課題
○無期転換ルール
○実務上の注意点
○社会保険の適用拡大

セミナーレポート

▲セミナーの様子

多様な働き方が求められる現代では、正社員ではなく敢えて非正規社員として働く人も増えてきています。相次ぐ法改正に対応するべく、就業規則の見直しに追われている企業も多いことでしょう。
今回のセミナーでは、社会保険労務士法人「志-こころ-特定社労士事務所」の代表社員を務められる矢島志織先生を講師にお招きし、非正規雇用の現状や課題、実務上の注意点について解説していただきました。

非正規社員にはそもそも法律上の定めが無く、パート、アルバイトや派遣・契約社員など、「正社員以外の様々な雇用形態」の総称とされています(厚労省)。正規社員・非正規社員の雇用形態や定義は、それぞれの企業が法律を踏まえて決めるもので、就業規則に定める義務があるのです。

また、非正規雇用の現状と課題については、以下のように統計データをもとにした説明がありました。
・非正規雇用労働者は全体の4割を占めている
・非正規で働く主な理由は「自分の都合のよい時間に働きたいから」がトップ
・正社員同様に非正規社員にも教育研修を施している事業者は約半数
・非正規社員に対しては、いわゆる「多様な正社員」制度がない事業所が約7割 など
働き方改革は着実に進展しているとしても、制度改正など企業の対応は遅れているのが現状です。

さらに、有期契約労働者の「無期転換ルール」や「社会保険の適用拡大」等についても、実務上で判断に迷う例などを挙げながらポイントを解説していただき、充実した内容の見逃せない講義となりました。

講義の模様はお手元のDVDまたは【セミナー動画配信】でご覧ください。

(DVD収録時間:2時間46分07秒)

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