【2020年3月開催】 実務セミナー
予期せぬリスクへの備えを万全に 企業に今必要な防災対策とは
全国各地で、地震や大雨、台風など、想像を超えるような災害が毎年のように発生するなか、企業にとって、社員を守り、会社を継続していくための事前対策は必要不可欠といえます。しかしながら、自社の防災対策に自信を持っているという企業は、実はそう多くはないのではないでしょうか。本セミナーでは、万が一の時のために今のうちに備えておくべきことは何なのか、実践的な対策をお伝えします。
講師:サニーカミヤ氏(危機管理アドバイザー) 元福岡市消防局レスキュー隊、救急隊、国際緊急援助隊員。元ニューヨーク州救急隊員。牧師・教戒士。人命救助者数は1500名を超える。内閣総理大臣表彰受賞。現在は危機管理アドバイザーとして活躍中。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催中止となりましたため、撮影のみ行ないました。
(撮影日:2020年3月12日)
○災害時の企業の役割
○災害に強い会社とは
○防災体制の整備
○社員・組織の意識づくり
○災害時の対応
○事業を継続していくために など
▲セミナーの様子
地震や台風など、全国各地で毎年のように自然災害が発生している昨今、これまで被害にあっていない地域であっても、決して他人事とは言えません。また、今般の新型コロナウイルスの感染拡大によって、日頃の備えの大切さを感じられている方も多いのではないでしょうか。
今回は、福岡市消防局やニューヨーク州救急隊など様々な現場でレスキュー隊員として救護活動にあたられ、現在は危機管理コンサルタントとして全国で活躍されているサニーカミヤ氏を講師にお招きし、平時における備え方のポイントや、災害に遭った際に「生命・身体・財産・生活・自由」を守り、事業を再開していくためのノウハウなど、防災知識について詳しく解説いただきました。
サニー氏によれば、防災対策における重要なポイントは、災害が起きた場合にどんなことが起こるのかを具体的に予想し(イメージの早送り)、それを踏まえたうえで今どのような備えが必要なのかを考えておくこと(イメージの巻き戻し)であるといいます。
たとえば、ただやみくもに防災用品を備蓄するのではなく、「被災した際に、その防災用品をどのように避難所まで持っていくのか」、「本当に持っていけるのか」など、できる限り具体的なイメージを持って準備しておくことで、本当の意味で有事に役立つ備えをすることができるというわけです。
セミナーでは、おもに台風、水害、地震について取り上げ、それぞれについてワークショップ形式で「イメージの早送りと巻き戻し」のシミュレーションを行ない、アイディアや情報を伝え合うことの重要性を確認しました。さらに、それぞれの災害の特徴や想定しておくべき被害、避難方法のポイントなど、防災対策に役立つ具体的な知識を惜しみなく教えていただきました。
豊富な現場経験をお持ちの講師ならではの、臨場感あふれる講義の模様は、お手元のDVDまたは【セミナー動画配信】でご覧ください。
※本セミナーは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から開催中止となりましたため、撮影のみ行い、ワークショップにつきましては弊社運営スタッフにて実施いたしました。
(DVD収録時間:2時間20分13秒)