監督者のための
安全衛生管理
- 受講期間 4か月/会員価格(税込) 18,920円[通常価格(税込) 23,320円]
- 受講対象者:監督者・監督者候補の方
起きてからでは遅すぎる!
管理者が知っておくべき
安全のノウハウを
基礎からしっかりと学びます。
学習のねらいと講座の特徴
● 明日から安全衛生活動に活用できる
現場の監督者の仕事は広範囲にわたっていますが、その中でも安全衛生対策は、人の命にかかわったり、訴訟問題に発展したりする場合もあるため、責任ある重大な役割といえます。本コースは、現場の監督者が身に付けておくべき労働安全衛生規則第40条に示されている教育内容がすべて盛り込まれ、安全衛生管理に関する基礎知識が体系的に学習できます。● 指導用ツール満載
実際に企業で使われている自主点検カード、ヒヤリハット報告書、整理整頓チェックリストなどの実例がふんだんに取り入れられているので、すぐに安全衛生活動に生かせます。● 人間心理を学び、未然に防げる職場づくりを目指す
労働災害の引き金となる「うっかりミス」や「ぽかミス」をなくすには人の心理に関する理解も大切です。本コースは、心理面の対策や教育を重視した内容になっていますから、効果的に部下や後輩の指導や訓練を行えるようになります。また、技術革新によって新たに発生した不安全行動にも対応できるような内容で、労働災害の発生を未然に防ぐ職場づくりができるようになります。● 受講特典:『自己発見テスト Pazz』
IECの通信教育を受講いただいた方には、『自己発見テスト Pazz』のチャレンジ権を無料でお贈りしています。Pazz(パズ)とは、仕事に大切な24のチカラを見える化する自己発見テストです。 Web上に用意された75の質問に答えることによって、自分が現在、どのような特性があるのかを確認することができます。 15分ほどで終わるので、今後の学習のヒントにするためにも、ぜひPazzにトライしてみてください!
講座カリキュラム
1か月目 安全衛生管理と 監督者の役割 |
■最近の安全衛生管理と監督者の役割 (安全衛生管理と最近の考え方/組織上の位置づけと監督者の役割/監督者も法的には「事業者」) ■安全衛生管理と監督業務 (監督者が行う安全衛生業務/安全衛生業務を進める監督手段/職場に備えておかなければならない3つの台帳と個人カード) ■監督能力の育成と統率の仕方 (監督者の自己啓発/部下統率の要点をつかむ/部下への仕事の割当/監督者の心がまえ) ■監督者が知っておくべき基礎知識 (安全衛生のための管理体制と管理活動について/欲求理論と安全衛生活動/災害度数率、強度率について/作業と環境・設備機械と作業者のつながり/マネジメント・サイクルとマネジメント・システム) |
2か月目 作業管理と安全衛生 |
■作業管理と安全衛生 (作業とは目的を達成するための過程/作業管理について/作業の種類と安全作業の準備/作業手順表と安全作業心得/作業管理と最近の安全衛生管理の傾向) ■作業と不安全行動 (作業と不安全行動について/作業に必要な心身機能) ■危険予知訓練、指差呼称と健康推進運動 (危険予知訓練の管理上の意味/危険予知訓練の進め方/作業管理としての指差呼称/健康増進運動の考え方・進め方) |
3か月目 安全衛生教育訓練と グループ活動の指導 |
■安全衛生教育の種類と教え方 (安全衛生教育の主な内容/教え方・学ばせ方のポイント) ■職場での安全衛生教育(実践的活動) (受け入れ時の安全衛生教育/日々の安全衛生教育や学習活動について/安全衛生教育における教育としての評価/危険、有害業務に従事するのに必要な免許) ■安全衛生教育の場としての朝礼 (朝礼とそのポイント/TBMの進め方/朝礼とTBMを同時に行う例/安全衛生教育と してのグループ活動とは/態度教育の進め方) |
4か月目 設備機械の安全性と 環境整備・設備の 安全化 |
■設備の安全化 (設備の安全化とは/設備の安全を進めるうえでの監督者の心がまえ/本質安全化とは/危険防止対策の基準) ■環境の整備と改善 (環境改善のねらい/環境改善のステップ/職業性疾病を予防するための環境改善対策の進め方) ■職場の整理整頓とその進め方 (職場の整理・整頓とその進め方/4S運動の考え方と態度教育/整理・整頓運動の展開のしかた) ■自主点検の進め方 (安全衛生点検と自主点検の種類/作業開始前点検と定期自主検査/自主点検表のつくり方/自主点検の着眼点) ■異常時、災害発生時の措置 (異常時の措置について/事故発生時の措置について/災害発生時の措置について/災害原因の調査と分析) |
教材構成 | テキスト4冊/提出課題4回 |
著者 | 谷村 冨男(安全衛生教育研究所所長) 日本建鉄(株)安全専門部長を経て、安全衛生教育コンサルタントに。著書に「安全朝礼100選」「安全職場教育ガイドブック」などがある。 |
受講生のみなさんから寄せられた声
- 自分の職場でのイラストを使ったKYTを実施しているので、本コースのイラスト学習は大変理解しやすく、楽しく学習できました。(機械製造・男性)
- 危険予知や安全性などテキストの内容を参考にしながら、自分の職場でも改善をしていきたいと思います。このテキストは、マニュアルとしてずっと使えそうです。(電気製造・男性)