(1)白ナンバー車のアルコールチェックの義務化
従来、アルコールチェックは、緑ナンバー車(営業用・事業用のトラックやバス)を使用する事業者が対象とされていましたが、2022年4月から一定台数以上の白ナンバー車(一般的な自家用車)を使用する事業者も、目視等による確認の対象となりました。(2)アルコール検知器の性能等
アルコール検知器は、呼気中のアルコールを検知し、その有無や濃度を警告音、警告灯、数値等により確認できるものであればよいとされています。(3)確認は対面が原則
アルコールチェックは、安全運転管理者が対面で行なうのが原則ですが、直行直帰などで対面による確認が困難な場合には、対面による確認と同視できるような方法で実施することも認められています。①カメラ、モニター等によって、安全運転管理者が運転者の顔色、応答の声の調子等とともに、アルコール検知器による測定結果を確認する方法
②携帯電話、業務無線等の運転者と直接対話できる方法によって、安全運転管理者が運転者の応答の声の調子等を確認するとともに、アルコール検知器による測定結果を報告させる方法
参考
道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令の施行に伴うアルコール検知器を用いた酒気帯びの有無の確認等について(通達)(警視庁)